ニコンDL24-500 f/2.8-5.6について初心者が必死で考えてみた
DL24-500 f/2.8-5.6ってお買い得なの?
2016年6月30日に発売のニコンのDL 24-500 f/2.8-5.6。これってお買い得なのか初心者なりに頑張って調べてみました。焦点距離は35mm換算で24-500mmということのようです。ということは、ニコンD5500などのAPS-Cカメラに16-333mmのフルサイズレンズを装着したことに相当する計算となります。1インチのカメラにはフルサイズの185mmのレンズを装着したことに相当し、3/4インチのカメラには250mmのフルサイズのレンズを装着したことに相当します。
するとこのDL 24-500 f/2.8-5.6はニコン1に185mmのフルサイズのレンズを装着したことに等しいので、たとえば180mmマクロレンズや200mmマクロレンズや70-200mm f/2.8レンズを付けても同じ望遠の焦点距離を得ることができる計算になります。仮にタムロンの70-200mmf/2.8を装着したことにしましょう。そうするとニコン1シリーズとタムロンのレンズの合計価格はアダプタ込みでおよそ16万円~18万円程度となります(AF可能かどうかは不明)。そうでなくてもニコン1の70-300mmのレンズならDL以上に満足できることでしょう。それと比べてDL 24-500 f/2.8-5.6は10万円なので、お得といえばお得であるともいえましょう。
また初心者用の一眼レフに便利ズーム16-300mm、たとえばTAMRON 高倍率ズームレンズ 16-300mm F3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO B016E あたりを装着した画質とDL 24-500 f/2.8-5.6の画質の比較もDLを購入するかどうかの判断ポイントとなるかもしれません。
ですので既にニコン1や初心者用の一眼レフを持っている人にとっては、便利ズームを買ったほうがお安くつくという結論に至ります。
マイクロフォーサーズカメラではPanasonic 45-175mm/F4.0-5.6 みたいな安い望遠レンズがあるので価格だけを見たらDLを買うよりお得といえるかもしれませんが、レンズの質だけを見るならDLのサンプル画像のほうがプロが撮影したこともありきれいに見えます。オリンパスのミラーレスカメラにアダプターを装着しフォーサーズ用レンズを装着するとAFは遅いながらも効くそうですので画質は期待できそうです。つまるところ、オリンパスのマイクロフォーサーズカメラにズイコーデジタル ED 50-200mm F2.8-3.5SWDを装着したほうがきれいであることはおそらく間違いないでしょう。
これらのカメラと比べるとfz1000はなんてお買い得なんでしょうね。