ニコンD5500の性能をじっくりと解剖。前編
ニコンD5500の性能(スペック)を調べてみた!
ニコンD5500一眼レフデジタルカメラの使用表をじっくりと調べて見たいと思います。型式 レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ
レンズを交換できるということは、いろいろなものが撮影できるということですね。レフレックスタイプとは、レンズに入る光を鏡で反射してピントグラス上に像を結ばせ、それを見てピントを合わせる方式のカメラ。レンズの枚数は一枚です。デジタルカメラは文字通り映像をデジタル情報に置き換えたカメラのことです。
レンズマウント ニコンFマウント(AF接点付)
ニコンFマウント(AF接点付)とは、カメラとレンズの接合部の型のことです。ニコンにはニコンFマウントとニコン1マウントがあり、ミラーレスはニコン1マウントです。他社のレンズを接合するにはマウントアダプターという道具を使います。マウントアダプターについてはまた後日詳しく調べたいと思います。
有効画素数 2416万画素
モニターで表示できる最大画素数です。以前は高画素が必ずしも画質に結びついていないといわれてきましたが、それはセンサーの精細さがなかったからです。高画質のセンサーがあれが高画素でも等倍の鑑賞に堪える画質が期待できます。確かに中判サイズのデジカメでは必ずしも高画素が画質がよいわけではありませんでしたが、それは需要が少ない中判だけでの話で他のセンサーには当てはまりません。APS-Cサイズのセンサーでも等倍鑑賞できるカメラとレンズの組み合わせがあります。2416万画素は、250dpiでA2サイズのプリントができるようです。
撮影素子
23.5×15.6mmサイズCMOSセンサー、ニコンDXフォーマット(焦点距離が約1.5倍のレンズのFXフォーマット(35mm判相当)での画角に相当)
CMOSセンサーは、CCDセンサーとよく比較されます。今ではCCDカメラは下火になっていますので、この点について気にすることはないと思います。CMOSのほうが情報を高速で伝達できる仕組みになっています。CCDは暗いところでもよく映るというメリットがあり、防犯カメラや科学計測カメラに利用されています。
ニコンDXフォーマットとは、画角の狭い形式で、FXフォーマットは画角の広い形式です。将来フルサイズカメラの購入を検討されているのであれば、FXフォーマットのレンズを購入すべきです。ニコンのフォーマットについてはニコン公式サイトに詳しく書かれています。
ダスト低減機能
イメージセンサークリーニング、イメージダストオフデータ取得(Capture NX-Dが必要)
デジタル処理で塵を低減する機能のことです。Capture NX-Dはニコンのフリーウェアで無料でダウンロードできます。Capture NX-D は、ニコンのデジタルカメラで撮影した画像を、レンズやカメラの能力を最大限引き出し、ニコンが意図する最高品質の画像に仕上げることができる現像処理ソフトウェアです。動作環境はCore i5以上推奨で最新のウィンドウズとマックで利用できます。
デジタル処理で塵を低減する機能のことです。Capture NX-Dはニコンのフリーウェアで無料でダウンロードできます。Capture NX-D は、ニコンのデジタルカメラで撮影した画像を、レンズやカメラの能力を最大限引き出し、ニコンが意図する最高品質の画像に仕上げることができる現像処理ソフトウェアです。動作環境はCore i5以上推奨で最新のウィンドウズとマックで利用できます。
オートフォーカス可能レンズ AF-SおよびAF-Iレンズ
オートフォーカス機能を利用するにはAF-SおよびAF-Iレンズと書かれたレンズが必要です。2015年現在ニコンの純正オートフォーカスレンズは59種類あります。そのうち、FXフォーマットレンズは44種類あります。FXフォーマットレンズのラインナップは最低2万円からで、将来フルサイズに移行するのであれば、間違ってもWズームキットや18-140レンズキットは買わないほうが懐に優しいといえましょう。
記録画素数
6000×4000ピクセル(サイズL)、4496×3000ピクセル(サイズM)、2992×2000ピクセル(サイズS)があります。SDHCカードの記録容量を節約したり、ブログで鑑賞するだけならSサイズで十分でしょう。よいレンズを利用しA1サイズでプリントを想定するのであれば、あたりまえですが、サイズが大きいほうがよいでしょう。ただし、等倍鑑賞に堪える高精細な画像を撮影できればの話ですが。
詳しくはわかりませんが、「いずれも調整可能」と書かれています。ピクチャーコントロールの調整方法はニコン公式サイトをご覧ください。
SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)画質モード
・RAW12ビット/14ビット(圧縮)
・JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)
・RAWとJPEGの同時記録可能
12ビットと14ビットの違いは表現できる色数の違いになります。12ビットのほうが処理が早く、短時間に数多く撮影する時には適しています。またパソコンのモニター上での鑑賞は12ビットで十分です。出版となると14ビットを重視するのは言うまでもありません。JPEGは8ビットなので12ビットの撮影で十分すぎます。ビット数が大きくなると当然ファイルサイズも大きくなります。JPEGの圧縮率はFINEにしておきましょう。
ピクチャーコントロールシステム
スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能詳しくはわかりませんが、「いずれも調整可能」と書かれています。ピクチャーコントロールの調整方法はニコン公式サイトをご覧ください。
記録媒体
SDメモリーカード | DSHCメモリーカード | SDXCメモリーカード |
SDカード 2GB |
Transcend SDHCカード 32GB |
Transcend SDXCカード 64GB |
あ、そういえば、メモリーカードを買うのを忘れていました( ゚Д゚)