Canon EOS M6 Mark IIの特徴と一緒に買う物リスト

Canon EOS M6 Mark II

Canon M6 Mark IIと一緒に買う物リスト

キャノンは2019年9月26日にミラーレス一眼 Canon EOS M6 Mark IIを発売しました。この機種はM6の後継機になります。発売当初の価格はダブルレンズキットで約12万円程度です。このカメラは携帯性と連射性能にすぐれており旅行先での電車などの撮影はもちろん、家庭での人物や犬や猫などの動物の撮影に適しています。撮った写真をその場でスマートフォンに転送してSNSにアップロードすることができるカメラです。

このカメラはYoutuberなど屋外で活動しながら撮影するセミプロ向けのカメラです。33 MP APS-C センサーを搭載しており4K撮影ができて14連写できる性能があります。コンパクトで持ち運びにすぐれています。画素数が多いため、画質をあまり損なうことなく編集することができます。

目次

特徴

このCanon EOS M6 Mark IIという機種はDIGIC 8という最新の画像処理エンジンを搭載し「小型・軽量」で携帯性が良くて「AF性能」にすぐれ、画素数も普通のAPS-Cのカメラの1.5倍多くあるので大きな媒体にプリントがしやすいです。ファインダーは基本的に付いておらず(※電子ビューファインダーは別売)、背面の大きな液晶を見るだけで手軽なライブビュー撮影が行えます。

この機種の一番の売りはオートフォーカスの速さにあります。デュアルピクセルCMOS AF。全画素がセンサーとなっていて素早く被写体を捉えます。瞳サーボAFでは被写体が動いても追従します。

動画はフルHDで120pというなめらかな撮影が可能です。4Kでも撮影できる機能があります。

撮影結果はカメラ本体で加工することができ、すぐにスマホを解してSNSにアップロードすることが可能です。

欠点

このカメラには欠点が二つほどあります。ひとつはファインダーが無い事です。電子ビューファインダーは別途購入する必要があります。

もう一つの欠点は防塵・防滴ではないことです。屋内や晴天で撮影されることがほとんどかもしれませんが、悪天候での撮影は難しいといえましょう。雪が降る日や、雨が降る日、花粉やPM2.5が多く飛散する日はカメラの内部に水分や塵が入り込むリスクがあります。そして防塵・防滴性能が無いということは屋内での保管にも気を付けなければいけません。卓上にこのカメラをそのまま置いておくといったような使い方はこの機種の場合はよくありません。

そして、最大の欠点といえるのが価格の高さです。発売時2か月経過した時点の価格はダブルズームキットでおよそ14万円1千円台です。2万円キャッシュバックがあるので実質約12万円です。それに対し前機種の価格はダブルレンズキットで7万8千円です。自社の過去の機種と競合しており販売条件としてはやや不利です。ライバルにはニコンZ50やフジフィルム、ソニーのミラーレスがあります。経済力が無い日本の女性はもっと安価で軽量なオリンパスを手に取るかもしれません。少しカメラに慣れて来た人はEOS RP(フルサイズミラーレス一眼でボディのみで12万2千円)を手に取るかもしれません。休日もアルバイトをして一か月がんばって働いてEOS RPのレンズキットを買うと言う選択肢もあります。

Kissと比べるとファインダーが無いので初心者用の本格カメラとしてはちょっと不自由するかもしれませんね。

一緒に買う物リスト

今回はこのカメラを買った時に一緒に買っておくべき物を簡単にピックアップしました。

SDカード

新しいカメラを買った時は、SDカードという記録媒体が必要です。現在はSDXCという大容量タイプの物が主流です。代表的なメーカーはTranscendです。他社のAPS-Cサイズのカメラでは、大体64GBで1000枚くらいは保存できるようになっています。キャノンのM6 Mark IIの画素数は通常のAPS-Cのカメラよりも1.5倍画素数が多いので、その分保存できる枚数は少なくなると思います。
家庭でのご使用には1枚あれば十分ですが、撮影中に突然カードが壊れる場合もたまにあります。旅行でたくさん写真を撮る場合や、動画を撮影する時には2~3枚持っていたほうが安心です。

レンズ保護フィルター

同時に必需品となるのがレンズ保護フィルターです。特別な理由が無い限り、フィルターを付けておいたほうが安全です。シングルレンズキットではEF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM 、ダブルレンズキットに付いているレンズの型番はEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM、EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMです。
  1. レンズキット
    • EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM 
      • フィルター径は55mm
  2. ダブルズームキット
    • EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
      • フィルター径は52mm
    • EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
      • フィルター径は49mm
キャノンにおすすめのフィルターはずばりケンコー一択ですね。

液晶保護フィルム

背面液晶パネルを保護するためのフィルムです。プラスチック製とガラス製の二種類があります。
ハクバの本機種用の液晶保護フィルムは800円程度で買えます。同社からはガラス製の保護フィルムも販売されています。岩場などでの撮影があるのでなければプラスチック製のフィルムで十分です。

バッテリー

ミラーレスに予備のバッテリーは必需品です。3個ほどあればちょっとした旅行では十分でしょう。2個ではやや不安が残ります。M6 Mark 2のバッテリーの型はLP-E17です。
お値段が結構高いです。中華性の互換バッテリーもありますよ!

ドライボックス

まったく初めてカメラを買う場合の必需品です。カメラは湿気に弱いのでカビが生えると使えなくなってしまいます。カメラを保管する際には乾燥剤や防カビ剤、保管庫の3点が必要となります。
知らない人もいるかもしれませんが、これらのドライボックスは完全に湿気を遮断できるものではありません。完璧に閉じていても、湿気は出入りしています。防湿庫においても同様です。完全に湿気をなくすには冷蔵庫のような気密性の高い入れ物が必要です。

レンズキャップ

意外となくしてしまいやすいのがレンズキャップです!はじめから代替用の物を使って本物は箱に保管しておくと売る時に値段が下がりにくくなるかもしれませんね!

スピードライト

ミラーレス一眼のこの機種には簡易的で小さいストロボしか付いていません。本格的に撮影するためにはスピードライトが必要です。
スピードライトで一番売れ筋なのがこの機種です。しかしながら1万2千円はします。これでもキャノンの純正スピードライトの中では最も安い機種です。けっこうな出費になってしまいます。中華性の互換スピードライトが出ていますので、節約するのであれば安物のほうがおすすめです。

リモコン

微細なブレも許されないような天体撮影にリモコンは欠かせません。リモコンは純正品でも数種類があり、最も安いもので2千円はします。スマホがリモコンがわりになるので、有線リモコンがどうしても必要な場面は限られます。
M6 Mark II対応の純正リモコンです。ワイヤレスリモコンは人気がないようです。

電子ビューファインダー

動物などを本格的に撮影するにはこれが必要です。

まとめ

本当にまったく初めて一眼カメラを買うのであれば、他にも三脚やクリーナーなどが必要になると思います。今回は最低限必要な物だけをご紹介しましたが、ちょっと変わった物では「電子ビューファインダー EVF-DC1」や「ステレオマイクロホン DM-E100」などがあります。ただちょっと気になったのが「電子ビューファインダーが無い」ということです。野鳥などの野生動物を撮影するには別途2万円ほど出してファインダーを買う必要があります。そこは痛い出費です。

Canon EOS M6 Mark IIは普段使いにちょうど良いカメラですね。

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アマゾン以外で割とカメラやレンズが安い店がありましたので紹介しちゃいます。
  • マップカメラ・・・カメラボディも結構安いです。
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